なぜ季節の変わり目にコーヒーの味がブレるのか?
- q-matsumoto
- 2025年12月25日
- 読了時間: 3分
「ハンドドリップに慣れてきたのに、春や秋になると味がブレる気がする…」
そう感じていませんか?
その原因は豆でも腕でもなく、「環境」にあるかもしれません。
例えば、コーヒーの抽出温度は、あなたが設定した温度だけでは決まりません。
気温の変化により、コーヒー抽出時の湯温低下を引き起こしている可能性があります。
この記事では、「季節のブレ」を解消する調整ポイントを解説します。
前提:コーヒー豆、ちゃんと保管してますか?湯温調整のお話はコーヒー豆が適切に保管されていることが前提になります。 詳しくはこちらの記事をご覧ください |
季節の変わり目に味がブレる理由
抽出に影響を与える最大の要因は湯温です。
温度が1℃変わるだけで、溶解する成分の量が大きく変わると言われています。
抽出中の湯温
「抽出はいつも85℃でスタート」と決めていても、
夏と冬では温度の下がり方が異なるため、
最終的なお湯(コーヒー)の温度は、冬の方が低くなります。
そのため、季節ごとに湯温をコントロールする工夫が必要です。
湯温を意識せずに、毎日同じ淹れ方で抽出すると、
抽出中に温度低下しやすい冬場は「抽出されていない」と感じますし、
春・秋はなんとなく物足りない感じになります。
美味しさの鍵を握る「湯温」の調整
季節の変わり目のコーヒー抽出を成功させるには湯温をこまめにチェックするのがおすすめです。
飲んで味が変わったと思ったら、次回からは湯温のコントロールを意識してみてください。
湯温コントロール方法
季節ごとの具体的なコントロール方法をご紹介します。
寒くなってきたら〜冬
・ドリッパー、サーバー、カップ、ケトルを予熱する
熱湯を注ぎ、1分間以上温める。
・抽出中にケトルを冷やさない
キッチンでコーヒーを抽出している方はまな板や鍋敷きなど、
木の板や布の上にケトルを置くと、温度低下が緩やかになります。
暖かくなってきたら〜夏
・予熱を早めに切り上げる
・ケトル内の湯量を少なくする
・コーヒー抽出直前にお湯を沸かさない
(コーヒーは沸騰直後のお湯で抽出しないので、時間を置いて湯温を適切な温度に下げる)
温度変化に対応する「挽き目」の微調整
湯温で調整しきれないと感じたら挽き目でも調整してみましょう。
まずは出したい味をイメージして、「もう少し苦味が欲しい / 抑えたい」など狙いたい味を決めて
グラインダー(コーヒーミル)の目盛りを変えてみましょう。
挽き目の調整テクニック
挽き目を少し細かくする
コーヒー粉の表面積を増やし、成分が抽出されやすくなります
挽き目を少し粗くする
あえて抽出しづらい大きさに調整することで、過剰な苦味や雑味が出るのを防ぎます
この方法は味のブレだけでなく、好みの味に近づける方法としても使えるので、
ぜひマスターしてください。
「いつもの味」を一年中楽しむために
季節の変わり目のブレを無くすための大事なポイントをまとめます。
☕️抽出時の湯温は気温の影響を大きく受けるため、意識的な温度コントロールが必要 ☕️寒くなってきたら、使用器具(ドリッパー・サーバー・カップ・ケトル)を念入りに予熱し、金属など直接冷たい場所に置かない工夫で湯温低下を緩やかにする ☕️暑くなってきたら、器具の予熱を早めに切り上げる / 抽出用のお湯を前もって準備する ☕️湯温調整で味が決まらない場合は、挽き目を微調整する |
これからより寒くなってきます。
より一層、抽出中の湯温を意識して美味しいコーヒーライフを楽しみましょう♩
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